無料コンテンツに対価を見出す

2009/04/11 16:01 | コラム/考察 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 無料コンテンツに対価を見出す



世の中にはたくさんの物が溢れかえっていて、その多くが対価を支払わなければ利用できないものです。
ビジネスは利益を上げなければ成り立たないので当然です。

しかし、ネット上では多くの無料コンテンツが存在します。
それらを支えているのは一部の有料会員です。

ネットの無料コンテンツを支える5%のファン - 未来私考

この記事ではネット上の無料コンテンツを支えている有料会員は5%程度だと語られています。
これを見たときにとある友人のことを思い出しました。


その友人は大道芸人をやっています。
多くの人が通るところで芸を披露し、歩いている人たちを立ち止まらせ、魅了します。

面白いと思った人は公演が終わった後に、帽子にお金を入れてくれます。


彼は、人によっては一人で万札を入れてくれると言っています。
人数も5%程度ではなく、それなりの人がお金を出してくれるようです。
しかし、その中には何もいれずにその場を立ち去る人も当然いるでしょう。

あくまでも面白いと思った人がお金を払うものであり、必ず払う必要はないからです。


これはネット上のコンテンツではありませんが、とても類似しているものだと思います。

それなりに人を感動させるコンテンツを作れば、それに対してお金を払ってくれる人は必ずいます。

現存の無料コンテンツで5%しか対価を支払う人がいないのは、
それだけの価値があると判断した人が5%しかいなかったと言うことです。

では、残りの95%の人はそのコンテンツを面白くないと判断したのでしょうか。
私は、多くの人が無料なのが当たり前だと考えているからだと思います。

また、このような考え方が広まった理由に、無料でもコンテンツの大半のサービスを利用できるものが多いという事実があると思います。
広告収入が中心のコンテンツの場合はそれでもやっていけるからです。


このような風潮を一新しなければ、有料会員を増やすことは難しいのではないでしょうか。
  

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| Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
低価格競争と似たようなものですが
利用者は有料で質の高いコンテンツよりも無料で質は低いがそれでも楽しめるコンテンツ(ニコ動など)で十分満足でき
基本無料である事が関心を持ってもらう切っ掛けとして働く、
という事なのだと思います。有料で人が集まらないから無料で人を集めるという行為は別に問題ではないと思うんですよ。
企業はそうやって無料を餌に宣伝し、利用者がそれに乗るという構造です。ウチは有料でも質が高いから人が集まるハズだ!と構えても、他がウチは無料ですよー!と宣伝して集客に成功しているのだからこれは立派な戦術だったわけです。
ですから利用者にいくらお金を払うのが当たり前だ、という意識が芽生えても、タダである事の敷居の低さにはかなわないという事なんでしょう。問題は質の善し悪しよりもいかに認知してもらうかなので、知ってもらい実際に利用してもらわなければいくら良いコンテンツを配信していても意味がないわけです。
Posted by 通りすがり at 2009年04月11日 17:06
貴重な意見ありがとうございます。

低価格競争と似ているというのはこの問題を的確に捉えている気がします。
無料で似たようなコンテンツがあればユーザーはそちらを選びますよね。

認知してもらうだけならば、昔からよくあるお試し期間や体験版などを設ければ良いのではないかと思ったのですが、
最近のコンテンツは広告収入に大きく依存しているものが多いので、無料でもより多くのユーザーを確保した方が効率がいいのでしょうか。
Posted by KIFA at 2009年04月12日 01:10
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